変更ブロック トラッキング (CBT) は VMware のネイティブなテクノロジーで、特定の時点以降に変更された仮想マシン ディスクのブロックを追跡するものです。 このネイティブ機能は、VMware VM のハードウェア バージョン7以降で採用されています。 これは、サードパーティのバックアップ アプリケーションが CBT を利用して増分バックアップを実行することを可能にする VMware Data Protection API に由来するものです。 フル バックアップを実行することの代わりに、Synology Active Backup for Business VM バックアップは VMware を通した CBT を必要とし、前回のバックアップ セッション以降に変更されたブロックのリストを取得します。
VMware CBT が有効にされると、最初のフル バックアップ後に転送されたデータ量は大幅に削減されるため、バックアップ プロセスが高速化します。
一部の状況では、VMware vSphere CBT は無効にされます。例えば、無料のライセンスのため、VM が仮想ハードウェアの以前のバージョンを実行している場合、または無料ライセンスにより CBT が ESX ホストレベルで無効にされている場合などがそうです。 Synology Active Backup for Business VM バックアップが VMware vSphere CBT を使用できない場合、フル バックアップは自動的に実行されます。
仮想マシン用の CBT を有効化する方法の詳細情報は、この記事を参照してください。